田舎に住むということ その3
今日職場の人に「ちょっときて」と呼ばれ外にでた。
こんなクソ寒い中、外に何があるっていうんだ、、、
どうせ大したものじゃ、、、
大したものだった( ゚Д゚)
画質悪くて申し訳ないですが、罠にかかったサルです。
野生の猿は有害鳥獣に指定されているので
ちゃんと罠の資格や猟師の資格を持った人がそれぞれの方法で命を絶ちます。
今回は高圧電流で仕留めるので、
電流が通りやすいように
この寒空の下、バケツで水をぶっかけます。
こっから先の過程はとても画像に乗せられないので割愛しますが、
高圧電流が流れた特殊な棒を脇の下or口の中に入れます。
(一番電流が通りやすい箇所)
猿は自分が殺されるのがわかってるので
必死にあがきますが、抵抗虚しく処分が完了します。
地域おこし協力隊にならずに静岡にいるまま
この光景を目の当たりにしたら
きっと僕は「なんてかわいそうなことを、、、」という
感想だけで終わっていたと思います。
でも栗山に住んでみて、
一生懸命土耕して、種まいて、肥料まいて、何度も何度も手入れして、、、
そんな大事な畑が一夜にして猿にメチャクチャにされた。
そんな話を聞くと
猿も生きるためとはいえ、それは人間もそうであり
お互い様なので「かわいそう」という感情だけでは終われない。
自然が多い所にいると
共存できない相手がいることもあるんだ、、、
綺麗事だけじゃ解決できない
山間部の田舎の日常を垣間見た1日でした。
栃木県日光市栗山に住んでいます